苦手な人も多い集団面接
就活の中ではエントリーシートやウェブテストの後には集団面接が行われることが多いです。
集団面接は個人での面接よりも難しいと思われがちですし苦手意識を持っている人も多くいます。
個別の面接であればうまく自分のことが話せても集団面接となるとなかなか自分の思っていることが伝えられないこともあります。
周囲の意見に耳を傾けつつうまく自己主張をするためにはいくつかのポイントがあります。
集団面接の必要性
集団面接はエントリーシートが通過した後の一次選考やグループディスカッションが通過した後の二次選考で行われることが多いです。
面接官が一人の場合もあれば複数名の場合もありこれは企業によって違います。
集団面接をすれば一度に多くの学生を見ることができるのがメリットです。
個別の面接を行うと時間がかかりますしコストもかかります。
そこで多くの企業が希望者が多くいる早めのステップのところで集団面接を設けているのです。
個人面接との違い
集団面接と個人面接で最も大きな違いは自己アピールの時間の違いです。
個人面談の場合には一人だけで他の学生がいないので一人当たりに与えられている時間が長くしっかりと自分のことをアピールできます。
それに対して集団面接の場合には他の人が意見をしている間は静かに聞いておく必要があり発言が多くなると自己主張が激しいとか協調性が無いとかというマイナスイメージを持たれる傾向があります。
また集団面接では他の学生も同じことへの意見をするために比較されることになります。
比較されることでその面接内で優秀だと感じた人が採用される傾向が強いです。
そのため自己主張をしすぎずうまく自己アピールをして周囲よりも優れている印象を与える必要があります。
集団面接対策でありがちなこと
集団面接で意外と多いのが自分が話そうとしたことを他の人に先に言われてしまうことです。
先に発言した人が自分と似たようなことを言ってしまうと違うことを言わなければならないような気持になります。
マネをしたと思われたり自分の意見が無いと思われたりするとマイナス評価されるイメージが強いです。
しかし面接は無理をして他の人と違うことを言う必要はありません。
自分の考えていることを自分の言葉で伝えればきちんと伝わりますし前の人と似ていても問題視されることはないです。
先に「前の人と似た意見ですが」という前置きをして意見が違う部分や補足内容を伝えるようにするときちんと自分のアピールをすることができます。
また面接中に他の人たちがサークル活動の代表をしていたリリーダーシップをとっている経験があると自分より優れていると感じて萎縮してしまうことがあります。
しかし誰でも学生時代に何か頑張ったことがあるものです。
どのような小さなものであったとしても委縮することなく堂々とアピールすれば問題ありません。