就活は大変
誰もが就活は大変で苦労をするものです。
希望する会社に内定ができなくて就活が長引くのはもちろんですが、それ以外にも一度就職をしたものの合わないためにほかの会社に転職をするようなこともあります。
このように就活で苦労をするのは日本だけのことなのでしょうか。
外国の就活事情をここでは紹介していきます。
アメリカの就職事情
アメリカは新卒での一括採用が全くありません。
さらに選考や成績、活動といったものを重視して採用が決まるため日本よりも学歴社会が濃いです。
希望する企業で就職するためにはその企業でのインターン経験も必須となります。
中途採用の場合には資格やスキルといったものがあるのはもちろんですがコネも求められることが多いです。
一度成功すればそれ以降はスムーズな波に乗れてキャリアアップのための転職もうまくできますがそこまで到達するまでの壁はかなり厚く日本よりも就活は大変といえます。
このような状況であるためアメリカでは日本よりも起業するという選択肢が選ばれやすいです。
現在は就職するよりも起業する方がステイタスが高い状況にもなっています。
香港の就職事情
香港は新卒は社会経験が無いことでマイナス評価がされるというのが特徴です。
就職する際に求められるのは即戦力であるため新卒でも中途でもどのようなスキルがあるのかが大切になってきます。
そのためスキルさえあれば希望する企業に採用してもらえる可能性が高まるのです。
日本文化のように就活シーズンもありません。
自分が希望する時期に自分を売り込む、もしくは知り合いに紹介をしてもらうことで就活が進むのも特徴的です。
仕事をするにあたっては一つの会社で一つの仕事をするのではなくサイドビジネスをしていることがステイタスになっています。
そのため企業に勤める以外にも自分で飲食店を経営したり自宅でできる仕事に取り組んでいたりする人が多いです。
スペインの就活事情
スペインの場合には卒業予定という状態では新卒は全く相手にされません。
学生であるうちは特別な技能が無いという判断がされることと本当に卒業できるかわからないことが理由です。
そのため卒業後に多くの人は語学を学んだり博士号を取得したりして特別なスキルを身につけてから就職活動をするのが一般的な流れとなっています。
日本よりも上下関係が無く自己主張も年齢に関係なくされますし残業が必要な仕事は断ることが多いです。
特に長期休暇を取得する人が多い7月から8月のバカンスシーズンは仕事を選ぶ人も多いので業務が滞りやすいですが社会的にそのような状況が認められています。
最近では現地の外資系企業が撤退をしていることもあり就職問題についてはあまり良くない状況です。