自己紹介と自己PRの違いはきちんと理解しておく
就活の面接では必ず最初に自己紹介が行われます。
面接によって話す時間が決められていることも多く限られている中でどれだけ自分をアピールすることができるかが大切になってきます。
しかしここで問題となってくるのが自己紹介と自己PRの違いです。
後から自己アピールの場面が出てきた場合に内容が重複してしまうことが出てきてしまいます。
限られた時間でしっかりと自分のことを伝えていくためにも、まずは二つの違いを理解することから始めましょう。
二つの違いはどこか
自己紹介は面接官に対して自分自身の情報を伝えるものです。
そのため面接官が「簡単な自己紹介をお願いします」と言われたら学校や学部などの基本情報を簡潔に伝えるようにします。
ここで自己PRをしてしまうと余計なことを伝えることになり面接官としてはコミュニケーション能力に欠けているとかこちらの意図が汲み取れない人だとマイナス評価をする原因です。
それに対して自己PRは自分の強みを紹介していくことだけでなく企業に対してどのようなメリットが与えられるかをアピールする必要があります。
そのため面接の中で自分のことを伝える大切な要素となるものです。
企業によっては自己紹介の時間を長めにとることがあります。
その場合には簡潔に自己紹介をした後アピールポイントについても説明していくことが必要です。
あまりにもたくさんの情報を最初から盛り込むのではなく後から改めてくるアピールの場面にうまくつながるように自分の中でも特に伝えておきたい情報をうまく盛り込むようにしましょう。
面接によって変わる自己紹介
自己紹介は最初に行われるものですが企業によって内容が様々です。
簡潔にということで30秒ほどで話す場合もあればしっかりと話すために2分ほど設けられることもあります。
そのためいくつかのパターンの場合の対処方法を考えておきましょう。
基本的には相手に求められている情報をきちんと伝えることが大切です。
自己紹介で「大学と氏名をお願いします」と明確に話すことが指定されていればそれだけを伝えるようにします。
相手に求められている以上のことを話してしまうとたとえ良いことを言っていたとしてもマイナスポイントとなるので気をつけましょう。
一番難しいのが特に時間指定をされない場合です。
どのくらい話せばいいか困りますがあまり長く話しすぎると止められることもあります。
そこで30秒から1分ほどで少し自己アピールを含むような内容で原稿を作って頭の中に入れておくとうまく話せるのでおすすめです。
基本的な情報以外に付け加える内容としてよいのは学生時代に頑張ってきたことや学んできた内容を伝えるようにするとうまくアピールできます。
ただしここでは端的に話すようにして後から面接官が興味を持って質問を返してくれるような内容にとどめておくようにしましょう。