ひとりごと

ゼミを頑張った方がいい理由

ゼミで得るもの

ゼミ選びなんかでも、いろいろと考えましたが、この前バイト先が一緒の先輩と話す機会があって、ゼミのことも聞いてみました。
先輩はもう就職の内定も出ているんで、いろいろと聞くのに、本当に頼りになる存在です。

まずゼミは、とにかく実践力がつくということを先輩は言います。
ゼミと授業の違いは、やはり討論する機会の多さですね。
自分の意見をどんどん出せるけど、それが受け入れられるとは限らないし、もっと言えば、多方面からいろいろと指摘を受けます。
そういう中で、自分の意見をいかに伝わりやすく話せるか、相手を説得できるかということや、相手の意見を聞く姿勢を持つことを習慣にしていくことはゼミならではでしょう。

教授との関係

そして何といってもゼミを担当する教授との関係が大きいといいます。
広い教室での講義を聞いている間は、出席を取る教授もいますが、どの学生がどんなことを考えて、どんな意見を持って授業に出ているかはとても教授に把握してもらえないと思うんです。
でもゼミでは教授と一対一で意見を交わすせます。

いいと思うところは認めてもらえるかも知れないし、自分でいいと思って言っても教授に厳しく否定されることもあるかも知れないです。
そういうひとつひとつのやり取りを人生経験が長くて、自分が学ぼうとしている分野の専門家である教授と行えるのは、ゼミでなければ難しいかも知れないです。

ゼミだからできること

それから、ゼミではひとりの学生ではリサーチできないようなことも可能なんですよね。
教授のゼミであれば、大学の枠を超えていろいろな専門家の方からの話を聞ける機会もゼミによってはあると思います。

それからゼミの仲間と協力して資料を集めたり、討論する機会もたくさん増えます。
個人で行動する方が気楽な面もあるし、それもいいけれど、大学だからできる学習法もゼミにはたくさん含まれていると思います。

そういう貴重な勉強の仕方が存分にできるのがゼミだと思います。
あとは、ゼミで仲間ができる点なんかも、社会に出る前の大切な人間関係を築く上でもいいですよね。

就職へ向けて

それからゼミでの勉強は、就職活動にも大きく影響すると聞きました。
やはり日頃からゼミの仲間と討論したり、指導者である教授へ意見を述べたり、教授の意見を聞いたりする機会は、初めて対面する面接官の方からの質問に答える時にもとても役立つそうです。

それから、「学生時代に何を学んできましたか」という質問にも、ゼミでの充実した学習をもとに自信を持って答えられるそうです。
いろいろとメリットのあるゼミですが、やっぱり自分のため、というのが大きいかな、と個人的には思うし、それが結果としてよい方向についてくるんだろうなと思っています。