就職活動

ビジネスにおける本音と建前って何だろう

ビジネスで求められる本音と建前

日本では本音と建前という文化があります。
会社の中でも多くみられるものであり隠れたニーズとして本音と建前が出てくるとなかなか交渉がうまくいかないこともあり難しいものです。
ビジネスで成功するためには本音と建前をうまく見抜いて隠れニーズを引き出せるかどうかが関わってきます。

そこで本音を見抜くためにも本音と建前については知っておきましょう。
本音や隠れニーズを引き出すスキルを持っていると仕事がスムーズに進むだけでなく成功もしやすいです。

発言は本音だと思わない

たくさんの人と話しているとわかることですが、常に相手が伝えていることが本音であるとは限りません。
相手が意識的にうそをついて用心をしていたリ思っていることを素直に伝えられなかったりするために本音では話せていないということがあります。
そこで話をしている中で相手の話していることがどこまでが本音であるかを考えていくことが必要です。

ビジネスの世界では相手のニーズにこたえることが大切になってきます。
その際正論だけが相手のニーズに合致するとは限りません。

そして自分たちが良いと思って提案することがすべて相手の希望しているものとは限らないですし企業によって優先順位も違います。
そこで正論を伝えるだけでなく相手がどのようなことを考えているのか、どのようなニーズを隠しているのかを考えながら話をして行くと相手のニーズに合った提案ができるようになるのです。

難しいのは本人が隠しているつもりはなく隠れニーズがある場合です。
相手はただ気付いていないだけで潜んでいるニーズもあります。
そのため一緒に話をしている中で新たなニーズが見つかることもあるのです。

相手のニーズを引き出す話し方

今は業務改善が進み効率よく仕事を進めるための方法を考える企業が増えています。
残業が少ない人や仕事を多くこなせる人は評価されることが多いです。
しかしニーズを引き出すためには効率の良さは決して良い方向に進むとは限りません。

メールや電話で話をした方が会うための移動時間が短縮できて効率的に思えます。
しかし本音を引き出す話をするためには目を合わせて話すことが望ましいですし時には長くなっても徹底的に話をすることが必要です。
働き方改革が叫ばれているからこそ「貴重な時間を割いて話している」という意識をもって取り組めばとても意味のある時間にすることができます。

話をする時にはできるだけ二人きりになってしっかりと相手の意見を聞くことにすることが望ましいです。
特に相手の上司が同席していると本音と建前が出てきやすくなります。
できるだけ本音で話せるようにするとともに気になるところを掘り下げていけるようにするためにも鼻しやすい環境を作り二人で話し込むことを心掛けましょう。