地下鉄博物館は大人になってもめちゃめちゃ楽しい
子供の頃に遠足で来た以来一度も訪れた事が無かった、地下鉄博物館にやってきました。
地下鉄博物館はその名の通り、地下鉄を専門に扱った博物館のことで、葛西駅の高架下に佇んでいます。
正直小学生の時の記憶も曖昧だったし、そこまで楽しい場所だった思い出が無かったんですけど、大人になって改めてみたら、いやはや面白いですね。
公益財団法人メトロ文化財団が運営しているので、何かと本格的だしアクティビティスポットが豊富。
実際に見られるだけじゃなく、触って、動かせるっていうコンセプトなので、体感的に電車を感じられます。
展示物をいろいろと見て回っていたんですけど、日本で初めて開業した地下鉄銀座線の車両が並んでいたり、当時の上野駅を再現したプラットフォームだったりもあって、なんだか懐かしい昭和の雰囲気を感じられます。
実際に開業当初の車両に乗ることも出来るので、お好みの地下鉄、乗れる奴に是非とも乗る事をおすすめします。
地下鉄はどうやってできるのか、各種工事の方法や技術力を見られるのも楽しみの1つ。
巨大なシールドマシンが再現されたものや、各種駅の地下空間が立体構造で紹介されていたりして、地下鉄の構造や仕組みを見られるのが楽しかったです。
東京メトロ司令官になった気分で、アクシデントが起きたときの指示を行う、クイズ形式の司令室体験スポットなんかも個人的にはおすすめですね。
後は、地下鉄銀座線や副都心線などの、東京メトロで運行されている最新地下鉄ジオラマが走る、メトロパノラマコーナーも良かったです。
1日に4回ジオラマショーも開催されるのですが、このジオラマショーでスタッフによる各種東京メトロの車両紹介が行われるなど、地下鉄好きには堪らないコーナーになります。
子供達も大興奮でジオラマを見ていて、やっぱり男の子はジオラマとか好きなんだなぁと実感しました。
遠足で来た時との違い
僕が子供の頃に遠足で来た時には、展示とかよりも体験運転をするコーナーばかりに行っていた気がします。
東京メトロの実際の路線をシミュレーション運転できるコーナーで、友達と交代で運転して、将来は運転手さんになりたいなんて思った物です。
子供の頃はそういう体感型の所しか行っていなかったんですけど、今回大人になってから来てみて、電車のいろいろな展示物を中心に見られたのが楽しかったなぁ。
実際乗らずとも模型や各種展示、各種情報を見ているだけで当時の地下鉄に思いを馳せられるし、こうやって考える力が付いたのも、大人になった証拠なのかもしれないですね。
新しい路線もどんどん増えているので、また少ししたら来てみたいなあ。