グループディスカッションのコツ

グーグルディスカッションとは

就職活動でのポイントのひとつに面接がありますが、その面接と同じように重要なのがグループディスカッションです。
グループディスカッションというのは、学生をいくつかのグループに分け、それぞれにテーマを与えて議論する方法で、各グループで結論を出させるのが目的になっています。

個別面接や集団面接では学生たちが面接官の質問に応対し、直接的自分をアピールしますが、グーグルディスカッションは議論を通じてアピールする点が大きな違いと言えるでしょう。

面接を重視する企業が増えている中、学生ひとりひとりの論理性やコミュニケーション能力など、個別面接などでは評価が困難な要素を見極められる、グーグルディスカッションが注目を集めています。
グループディスカッションでの評価は様々で、議論中の様子だけを選考基準にしたり、結論全体を通じた様子を選考材料にしたりする所もあるようです。

みんなの意見をしっかり聞く

グーグルディスカッションではいくつか注意する点がありますが、そのひとつに挙げられるのがみんなの意見をしっかり聞くことです。
自分の意見を主張することも確かに大切ですが、周りの意見を聞くこともグーグルディスカッションでは重要になります。

議論が白熱していくとつい夢中になって、「私は」、「僕は」など、間髪挟まずに我さきと話を続けてしまうことがありますが、意見を主張している人の意見を聞き、相槌を打ったりメモを取ったりなど、他のメンバーの全員の意見をしっかり聞く姿勢を心掛けましょう。
それがメンバー全員によい結果をもたらすことになるのです。

大きな声で発言する

グーグルディスカッションを行う際は、大きな声で発言することも大切です。
企業によっても変わってきますが、グループディスカッションを実施する際はグループ事に分かれて議論することがほとんどです。

対面形式で行う際は、選考会場には10人、20人、30人など、多くのメンバーが集い一斉に議論を始めることが多いので、声が小さいと周りに伝わらなくなります。
声質や音量は個人差がありますので仕方ない点もありますが、それでも普段から声が小さいと感じている方は、グーグルディスカッションに参加する時は人より大きい声を出せるように意識しておくとよいです。