日記

働き方改革の「副作用」って?

働き方の変化は?

働き方の自由度を向上させるために2017年からスタートした働き方改革。
働く場所と勤務時間の自由度が向上している華道家という質問に対しては、確かに1.9ポイントほど上昇しているそうで、各種働き方改革によって様々な部分が改善している企業も多いみたいです。

就職した先輩とかにも話を聞いてみたりしますが、やっぱり企業全体が働き方改革を意識しているのか、少しずつ体勢が変わってきていることを感じているみたい。
残業規制だけじゃなく、テレワークやフリーアドレスの導入に、在宅勤務や副業など、新制度の導入改正に向けていろいろな取り組みが行われているそうで、国が出てきている分、積極的に取り組んでいる所が多いんだとか。

確かに、過労死があるのが日本だけって言う話を聞いたときには驚いたもんなぁ。
それだけ頑張りすぎる日本人を助けるためにも、国が打って出るって言うのは絶対正しいと思う。
大手企業だけじゃ無くて中小企業でもこうした取り組みが積極的に行われ始めているのが、日本が変わっている兆しなのかなぁと思います。

法改革の副作用

そんな働き方改革の副作用として最も深刻な問題なのが、従業員の意識の低下、従業員の学修意欲に低下にあるそうです。
大企業に勤めている方には特にこの傾向が見られているそうで、自分から進んで学んでいる人や仕事に関しての学ぶ意欲がほとんど無いと言う方が増幅しています。

これは仕事の時間が減って自由な時間が増えたことによる副作用で、仕事の時間が減った分学べる時間も減り、自分の時間ばかりに時間を割いてしまう傾向にあるのです。
特に若者世代は非常にこの傾向が強く、一度就職してしまえば後は言われたことをやるだけでOKと考えているような衝撃的な社会人もいるんだとか。

たしかに今まで抑圧されていた分、自由時間が出来たら遊んじゃうよねぇ。
でもそのせいで仕事の質が下がってしまったのでは何の意味もないので、今後の最大の課題は、学習や訓練の時間を企業側で準備すると言う方法、就業者が自分で学びたくなるような環境を作っているのも大切とされています。

この教育訓練に関して、企業側も実はあまり積極的じゃないそうです。
その理由は、転職者の増加に伴うものや、一定の年令になると退職をしてしまう人が多いことが挙げられます。
せっかく教えても辞めてしまうんだったら意味が無い、というようにマイナスに考えちゃう人が多いんでしょうね。

でも、後世を育てないと結局後悔するのは自分たちですから、そこは頑張らないといけないんだろうなぁ。
国から教育訓練給付金を出すというような施策を打つべきと唱えている方もいるそうですし、今後どうしていくべきなのか考えないといけないですね。